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元手500万円をどこまで増やせるか?

勝ち組トレーダーへの道標

本日は、FXで勝ち組になる為に、どのような事をすればよいかについて書いていこうと思う。

自分は株トレードで資産形成を行う為に、日々勉強している訳だが、以前の記事で勝ち組トレーダーになるには、本物のトレーダーを見つけるべきと書いた。

自分がこの人は本物だろうと思ったトレーダーの中で、非常に興味深い事を発信している人がいたので、紹介しようと思う。

その人は、平井聡士という方で、FXトレーダーである。

手法はスキャルピングと言って、数秒から数分といった超短期売買で利益を上げているようである。

株とFXではトレード対象が違うので、そのまま流用はできないかもしれないが、考え方がとても参考になったので、以下に説明をしていく。

まず、勝てるトレーダーになるための道のりについて、平井氏はサウンドバックを例に出して説明していた。

その例えとは…

真っ暗闇な部屋に一本のサウンドバックが吊るされているとして、周りが全く見えない状況で、これを叩きに行こうとするところが、トレードを始めたばかりの初心者と同じ状態であると。

サウンドバックを叩くためには、暗闇の中でサウンドバックの正確な位置が分からないといけない。

しかし、初心者はサウンドバックの位置を探そうともせず、闇雲に当たらない拳を振っているのである。

トレードで勝てないのは、これと同じ状況であると。

もし、サウンドバックの正確な位置を知っている人がいて、そのことを教えてもらえれば、拳を振っている内に徐々に当たるようになり、最後には芯を捉えることができるようになると。

この例えは、サウンドバックの正確な位置を知っている人と言うのは、勝ち組トレーダーのことであり、サウンドバックの位置を教えてもらうということは、トレードでの勝ち方を教えてもらうという事である。

ただ現実問題、勝ち組トレーダーを見つけて、その人に教わるというのは、普通の人間にはハードルが高いと思われる。

たが、平井氏は無料のYou Tube動画で、肝心な勝ち方を教えてくれたのである。

それが、スキャルピングでの逆張りである。

初心者や勝てていないトレーダーは、まずこれだけを極めなさいと言っていた。

手法の概要を説明すると…

相場の世界は常に効率化されており、あらゆる事象が瞬時に織り込まれる。

これは効率的市場仮説の考え方であるが、平井氏は次のように言っている。

効率化されている市場でも、瞬間的には歪が生まれるときがある。

この歪を取りに行けばいいと。

具体的な例を出そう。

ドル円チャートを1分足で表示させておき、ずっと監視していると数pipsの振れ幅でしか推移していなかったチャートが、突然10pipsなどといった変化が大きくなる瞬間があると。

この突然の変化は、これまでの値動きの推移からすれば行き過ぎである為、すぐに元の推移に戻ろうとする動きになることが多いと。

この行き過ぎからの戻りを逆張りで取るのである。

ただし、この行き過ぎの頂点を見極めるのは一朝一夕で出来るものではないし、その頂点から取れる値幅も、行き過ぎた分を全部取りに行くわけではなく、数pipsの逆行で利確すると言っていた。

一回当たりの利益は少ないかもしれないが、この歪には確かな優位性が存在する為、これを繰り返していけば、勝ち組トレーダーとなれるとのことである。

ここで、平井氏は確かに勝ち方に対する答えを示してくれた。

あとは、自分で位置の分かったサウンドバックに拳を当てに行く練習を繰り返すのみである。

平井氏が言うには、いくら勝ち方が分かっても、これをマスターするのは並大抵の努力では無理だと。

最低1年は試行錯誤しないとモノにはできないだろうと言っていた。

やはり、どの世界でもお金を稼ぐにはそれ相応の努力が必要なのである。

自分は、今は株トレードで試行錯誤しているが、もし行き詰まったら、この記事を思い出してFXに挑戦してみるのも有りかも?