本日は、暗号資産取引所のokxからの出金に苦労した事について書いていく。
前回の記事で暗号資産のFAMEをトレードした事について書いた。
トレードするに当たって、取引所の口座には40万円分のUSDTを入金したのだが、トレードに使ったのは20万円分であり、残りの20万円分はUSDTのまま残していた。
元々40万円全額をFAMEに入れるつもりで入金しており、様子見で最初のトレードで半分の20万円分を使ったが、買った瞬間からFAMEが買値の3分の1まで下がってしまい、第二弾の買いを入れることができなかった。
その後、買いを入れるタイミングを計っていたが、ずっと下がり続けた為に現在も買えず仕舞いでいる。
この様子ではしばらくFAMEは動かないのではと思い、別の暗号資産を買った方がよいかと考え始めていた。
実はこのFAMEをトレードする為に、okxとは別にBybitという取引所の口座も開設していた。
こちらの口座ではFAMEがトレード対象になっていなかった為、入金をしていなかった。
だが、okxと違いBybitは日本語対応しているので、トレードが楽かなと思いokxにある20万円分のUSDTをBybitに移してこちらでトレードしようと考えた。
そこで、okxからUSDTの出金手続きをしようとしたのだが、これが一筋縄ではいかなかったのである。
【出金できない】
まず、出金先のBybitのUSDTのアドレスをBybitの口座で表示させた。
これをコピーし、okx口座の出金手続きフォームにある出金先アドレスを入力する個所に貼付けた。
さらに出金するUSDTの量を入力した。(1600USDTで、日本円換算で20万円相当である。)
ここまでは出金手順通りで、これで出金が出来るハズ…
が、出金を了承する為のボタンが有効にならないではないか!!
このまま出金了承ボタンが有効にならないと、この20万円はおろかFAMEの分もokx口座から動かす事が出来ず大損である!
これには焦った。
トレードで損するならまだしも、取引所からの出金拒否で、お金が引き出せないなんて…
やはり海外口座を使うべきではなかったのか?
だが、今更後悔しても時既に遅し。
とにかく、色々やってみることにした。
アドレスの間違いはないか?
送金通貨の種類は合っているか?
何回も打ち直し、試したが結果は変わらす…
やはりダメなのか… と半分諦めかけていたがフト思い出したのである。
【希望が見えてきた】
このokx口座を開いたときに、入出金のシミレーションを少額でやってみたことを。
そこで考えた。
少額で出金ができたのだから、20万円を何回かに分けて出金すればいけるかも?と。
この時、20万円は1600USDT位だったので、試しに出金額を600USDTに指定した。(日本円で8万円くらいである。)
そうすると…
出金了承ボタンが有効になったではないか!
さらに出金額を1000USDTに指定すると…
出金了承ボタンが有効にならない!
…なるほど。
一度に1000USDT以上の出金指定は出来ないようになっているのだな。
1000USDTは現時点では13万円程度なので、仮に1000万円以上の利益が出たとすると、これを出金するには、出金処理を100回近くしないといけないことになる。
海外口座では、こうやって出金の手間を増やし、出金を諦めさせようとする魂胆があるのかと勘ぐってしまう。
【無事出金に成功】
何はともあれ、出金処理を3回行うことで、無事にokxからBybitに20万円分のUSDTを送ることができた。
ここでokxの一度に出金出来る額の上限が条件別に決められていることを思い出した。
その条件としてパスポートを使った本人確認をする事というのがある。
自分は本人確認をしていなかったので、出金上限は低かったが、それでも20万円位の出金は一度に出来たハズである。
……
今回の事で思ったのだが、金融庁の許可が降りていない海外口座を使用するということは、何かトラブルがあっても国は助けてくれず、全て自分で解決しなければならないということである。
このことを頭に入れた上で、海外口座と付き合っていく必要があるのかもしれない。